40歳の寄り道

某月某日。

ビール飲みたい

夜、シンクに山のように積み上げられた食器を見ただけで、どっと疲れて頭を掻きむしりたくなってしまい、皿を洗いながら飲もうと缶ビールをぷしゅっと開けた。太るから、飲むのは2週間に一度だけにしようと決めたはずなのに、1週間に一度のペースで飲んでしまっている。ビールを飲むと何かが食べたくなり、ミックスナッツの袋を開けた。結構な量を食べてしまった。キッチンでひとり晩酌をしていると、夫がやってきて皿を洗い始めた。夫がやってくれるなら、飲む必要なかったんじゃないか。何やってるんだろうなあ、私。

風呂上がり、体重を測ったら昨日より1キロも太っていた。まあ、こんな日もあるよね。また頑張ればいい。

翌朝。

犬の散歩から帰ってきて、またビールが飲みたくなった。

「流石に、朝からビールはどうかと思うよね」

と私。

「どうせ君は運転しないんだから飲んでいいんじゃないの」

と、わかめの味噌汁を作りながら夫が言う。

「いやいやー、飲まないよー」

朝食が出来上がり、夫が作ってくれた味噌汁を熱いうちに飲む。ちょうどいい塩梅の塩分濃度が心にまで染み渡る感じがしてほっとする。自分で作った味噌汁よりも、夫が作った味噌汁の方が美味しい。

午後、エアロバイクを漕ぎながら、プライムビデオで『川の底からこんにちは』という映画を見た。満島ひかり演じる、佐和子のビールの飲みっぷりが最高だった。