今週のお題「思い出のゲーム」
ゲームは色々やっているほうだ。でも、ファミコンの時代って、なんだか理不尽なゲームが多かった。すぐにゲームオーバーになるし、良いところまで進んでもセーブができなかったりもする。セーブできたとしてもデータは簡単に消えてしまうし、パスワードは一文字間違えただけで続きからプレイできなくなる。だから子どもの頃の私は、ゲームがあまり好きじゃなかった。家の中で絵を描いたり、エレクトーンを弾いたりしているほうが楽しかった。
そんな私が一番最初にハマったのは、母親が自分で遊ぶために買ってきたのに、すぐに飽きてしまった『マイライフマイラブ ぼくの夢わたしの願い』という1991年発売のファミコンソフトだ。
どんなゲームか簡単に説明すると、4歳から100歳まで、ひとりすごろくをしながらマスにあるイベントを体験し、キャラクターを育てていくゲーム。『少年アシベ』でお馴染みの森下裕美さんがデザインしたキャラクターも、とても可愛い。
このゲーム、何がすごいかって、パラメーターが非常に多い。
最初に番号を決めたあと、誕生日、血液型、出身地を選ぶ。出身地は、具体的な都道府県だけでなく「まち」「のうそん」「まてんろう」などといった地域まで決めることができる。もう、これを考えている時点で楽しい。もしかしたら、ここがこのゲームの一番楽しいところなのかもしれない。
その後、プレイを開始してコマンド画面を開くと、家族構成、親の職業や収入、どういう学校に通っているかまで表示される。すごく細かくて、見ているだけで楽しい。
どのマスに止まるも自由。勉強をするもよし、運動をするもよし、友だちと遊んで過ごすのもよし。あとはサイコロ次第だ。その後、ゲームを進めながら、どこの学校を受験するか、どのクラブ活動に入るか、どんな資格を取って、どんな職業につくかも、豊富な選択肢の中から選ぶことができる。
ただし、どういう人生を歩んでもゲーム自体はかなり単調で、ずっと似たようなイベントの繰り返しだ。ひたすら自分のパラメーターをあげて所持金、学力、運動、友だちの数などで一位を目指す。
このゲームを私が黙々とプレイしていると親に言われた。
「お前の人生は、サイコロで決めるのか」
んなわけあるか。サイコロを振っただけで望みが叶うなら、どんなに楽か。
そういえば、このゲームでバッドエンディングしか見たことがない。きっとクリアする方法は、色々あるのだろう。でも子どもの頃にはクリアできなかった。
サイコロを振っただけじゃ、人生は攻略できない。
そんな当たり前のことを教えてくれたのが私の思い出のゲーム『マイライフマイラブ』である。







![[宇都宮製作] シンガー天然ゴム厚手手袋 スーパーロング(1双) M [宇都宮製作] シンガー天然ゴム厚手手袋 スーパーロング(1双) M](https://m.media-amazon.com/images/I/31rypQ19gCL._SL500_.jpg)





