41歳、黄桃記念日

某月某日。

新しいメガネをかけて

メガネを新しくした。紫外線に反応して発色する調光レンズのメガネにした。

28歳で白内障と診断されてから、眼科の先生にずっと「外ではサングラスをしなさい」と言われていたのに、メガネを外してサングラスに付け替えるのが面倒だったり、メガネの上に装着するオーバーサングラスもなんだか重くて、肩のあたりが気持ち悪くて苦手だったりして、自分に合ったサングラスが見つからないまま、この年まで過ごしてきた。眼科では毎回、散瞳検査という瞳孔を開く検査を行うのだが、その度に外の光の眩しさに涙をボロボロとこぼしてきた。見かねた夫が、いつも私にサングラスを貸してくれた。

調光レンズだったら、メガネを外すことも、メガネの上からつけることもないから楽ちん。

さっそく、新しいメガネをかけて犬の散歩へ。犬が草花のにおいに夢中になっている時、本当にレンズの色が変わっているのだろうかと気になって、メガネを外してみた。

…うわ、眩しい!!!

メガネをつけていた時とは明らかに違う色の世界が、目に飛び込んできてとても驚いた。外したメガネを見ると、レンズが茶色くなっていた。

この調光レンズのメガネ、私にとってのデメリットが一つあり車内では色が変わらないこと。紫外線に反応するため、フロントガラスにUVカット加工がされている車内では効果がないみたい。私の行った眼鏡屋では取り扱いがなかったけど、可視光線(目に感じる光)にも反応するレンズがあることを後から調べて知った。まあ、助手席専門なのであまり必要なさそうな気もするけれど。3〜4年で調光レンズの寿命がくるみたいなので、その時には可視光調光レンズにしてみよう。