今週のお題「好きな小説」
『ボッコちゃん』星新一(新潮文庫)
時代を感じさせないSFショートショート短編集。読んでいると、未来のどこかで起こっているような物語を、遠くから静かに眺めているような感覚がする。中学生の時に、学校の図書室でなんとなく手に取り、夢中になって読んだ。そして最近、また読みたくなって購入した。

息子が小学5年生の頃、『きまぐれロボット』(角川つばさ文庫)をプレゼントしたこともあった。「一日一話でいいから、読んでごらん」と渡したら、「面白い」と言っていた。

星新一と言えば、「星新一賞」に応募しようと思う。
と、言ってもSFショートショートのアイデアが、こんな時に限って、なかなか思い浮かばないので、たまには夫に頼ってみる。夫は、小説を読んだりもしなければ、書いたりすることなんてまずないし、ドラマや映画も見たりしない。でも、なぜか次から次へと物語のアイデアが浮かぶ人で、息子がまだ幼かったころは、ハリネズミが冒険したり、謎の王子様が出てきたりする自作の物語で寝かしつけていた。そんなスキルを持っている夫なら、良いアドバイスをくれるに違いない。そう思い、軽い気持ちで尋ねてみたら、とても真剣に「こんなのはどうか」「こういうのを題材にしても良いかも」と、色々と考えてくれた。
そのうちのひとつが、とても面白かったので、登場人物の設定と、プロットをざっくりと作ってみた。これは良い物語になりそうだぞ…と、印刷して夫に見せてみたら、やんわりとダメ出しされた。
「うーん、俺の考えている結末とは、違うんだよねえ」
えー!私の考えた結末も良いと思うんだけどな!
でも、ここは夫の意見に従うことが大切なのかもしれない。自分では出せなかったアイデアを形にすることで、今の自分を超えられるかも。また書き直してみよう。9月30日までに書けるか…!?

