41歳、黄桃記念日

某月某日。

玉手箱

帰省中の車内で、Bluetoothで私のスマートフォンを車に繋げて、8月9日放送の神田伯山さんのラジオ『問わず語りの神田伯山』を流そうと思ったが、中一息子もいるし、今回に限って、下ネタばかりだと非常に気まずいので、家に帰ってから一人でこっそり楽しむことにした。

で、愛しの我が家に帰宅後、溜まった洗濯物を干しながら拝聴。案の定、下ネタばかりの回だった。しかし伯山さんの下ネタは何故か不快にならず、たくさん笑わせてもらった。めちゃくちゃ神回。絶対に外では聴けないやつ。「お互いに家族があるのに30年ぶりに初恋の人と再会した」というリスナーからのお便りに対する伯山さんの鋭すぎるツッコミ。これは、息子には聴かせることはできないが、伯山さんのラジオを聴いたことがない夫にも是非、聴いてもらいたい。

8月16日放送の神田伯山さんのラジオも聴いた。私もちょっと見てみたいと思っていた映画『うんこと死体の復権』の紹介だったけど、30分間、はじめから終わりまでずっと排泄物の話。食事中に聴いたらいけないやつ。でも、伯山さんが紹介してくれたこの映画、一人で見に行く勇気がなくなってしまった。今までいろんな映画を見てきたが、あんまりリアルなのはダメかもしれない。でも見てみたいかも。いつも私は、下調べをほとんどせず映画を見に行って、スッキリした気分になったり、めちゃくちゃ後悔したりする。何が入っているかわからない玉手箱みたい。開けたら世界が変わってしまうような。あえて伯山さんのラジオを頭に入れて映画を見に行くのも、新たな驚きに出会えるかもしれない。

帰省では、自分の両親といざこざがあり、モヤモヤしていたが伯山さんのラジオを聴いて思い切り笑ったら、少し前向きになれた。