41歳、黄桃記念日

某月某日。

酸化した揚げ玉は油粘土の味がした

お昼ごはん。熱々のお蕎麦にたっぷりの揚げ玉をかけて食べたら、口の中に油粘土の味が広がり、思わず吐き出した。苦味と酸味。食べたらいけないやばい味。においを嗅いでみたら、香ばしいとかそういうのではなく、鼻にツンとくるような油粘土のにおいだった。よく見たら1年以上前に賞味期限が切れていた。買ったばかりの揚げ玉があるというのに、古い方を使ってしまった。

夫と子どもは、揚げ玉をかけなかったので無事だった。私はというと、舌がピリピリと痺れるような感覚が1〜2時間ほど続いていた。チョコレートを舐めても舌の痺れが取れなかった。

麺つゆも、甘辛く煮たお揚げも、せっかく美味しく作ることができたのに、賞味期限切れの揚げ玉のせいで台無しにしてしまい、めちゃくちゃ凹んだ。

胃と体が丈夫で、30年間、吐いていないことが自慢の私も、今回ばかりは食中毒になってしまうかもしれないと、恐怖心を抱き、インターネットで調べまくった。酸化した揚げ玉はやっぱり食べてはいけないものらしいが、ちょっと食べただけなら問題なさそう!?念のため、いつでも吐いてもいいように袋を持ち歩き、胃薬を飲んだり、ヤクルトを飲んだりした(五輪のセーヌ川の汚染対策にヤクルトを飲んだというネット記事を、いつだか読んだのを思い出したのだ。まあ、気休め程度だろうけど)。

あれからしばらく経ったが、今のところ体調に異変はなさそう。私は、賞味期限切れのものをなんでも食べてしまう悪い癖があるのだけど、酸化した揚げ玉には気をつけよう。

良い写真がなかったので、AIに蕎麦を描いてもらったら、揚げ玉がめちゃくちゃでかい。コロッケか。奥にある白い丸いものはなんだろう???