40歳の寄り道

某月某日。

夢と花火と流星群の輝き

夢を見た。

私は旅をしていた。家がぽつんと一軒立っているだけの周りに何もない場所。星がとても綺麗。そこで、関西弁を話す小説家の男性に出会い、なぜか私の俳句や日記を読んでもらうことになった。

「ええやん」

小説家はそう言い、周りの人にも私の作品を勧めてくれた。なんだなんだと人が集まる。みんなが私の作品を読みながらワイワイガヤガヤしている。小説家は空を眺めている。

「見てみ、今夜は流星群やで」

私も空を眺める。流れ星が、ひゅんひゅんと飛び交う。しばらく眺めていると、花火が打ち上がる。どこを眺めても、花火と流れ星。まるで藤城清治の版画のような。今度、夫と子供もここに連れてこよう。

そう思ったところで目が覚めたようだ。

私は何か夢を見ても、起きた時にはさっぱり忘れてしまうことがほとんどで、今朝みたいに夢をはっきりと覚えている時は、現実世界で何か特別なことが起こるような気がする。流れ星と花火というだけで、吉夢だと勝手に思っていて、今日こそはナンバーズ3が当たりそうな気がした。もう、一日中そればかり考えてしまって、期待しすぎて、結局今日もスマホを眺めながらため息をついていた。夢と宝くじの結果を結びつける癖をやめたい。

家を建てて10年。ご近所さんと初めて連絡先の交換をした。会えば楽しく世間話はするのだけど、電話番号やLINEなどの連絡先を全く知らず、内容は伏せておくが、お互いに困ったケースがあり連絡先を交換することになった。多分、この連絡先を使うことは滅多にないと思うが、少しだけ自分の中の世界が広がった気がした。

今日は、はてなの新機能AIタイトルアシストにタイトルをつけてもらった。