夫に、途中まで見た映画のネタバレをされる。
映画の名前は伏せておこう。映画の大まかなあらすじと、途中まで見た感想を夫に伝えてみた。
「少女とAI人形が微笑ましく遊ぶところまで見たんだけど、私の予想では、このあとAIは暴走するね」
と、夫に話すと
「そうだよ。で、このあと…」
なんと映画の結末まで丁寧に教えてくれた。まるで、その映画を実際に見たことがあるような口ぶりで。
「見たことあるの…?」
「見たことないけど、ネット記事で読んだ」
最初は人間と共存していたものが、人間に危害を加えるようになるという内容のものは、この映画に限らず、よく見てきた話だからネタバレ聞いても驚かないんだけど、なんだかもやっとするな…と苦笑い。でも、早く続きを見たい。夫が見たネット記事の内容からは想像できないようなことを期待。
ネタバレと言えば、この前の槇原敬之さんのコンサートの前日、SNSをぼんやり眺めていたら少しだけセットリストが目に飛び込んできてしまった。「あ、これ見ちゃいけなやつだった」と、慌てて画面を閉じたけど、別にショックではなく、「ああ、そうなんだね」と笑いながらすんなりと受け入れていた。それを知ったからといって、コンサートの楽しみがなくなったわけではないし、私の中でのマッキーの魅力が失せたわけでもない。
好きなラジオや、テレビドラマはradikoのタイムフリーや見逃し配信で、一人の時にゆっくり楽しみたい。でもどうしても、SNSやネットニュースで内容を知ってしまうことがある。それに対して、怒ったり悲しんだりするよりも、「へえ、そうなんだ」って受け入れた上で、作品を楽しむ方が、私の場合は楽みたい。
このブログを含めてSNSの発信には誰かを不快にさせないように気をつけているつもりだけど、それって難しいよなあ。そんなことを考えながら、今日も投稿ボタンをポチッと。