40歳の寄り道

某月某日。

おでん事情

夕食はおでん。

おでんを食べるたびに、夫から思い出話を聞かされるのだけど、夫の祖母はおでんに里芋を入れていたらしい。それも普通の里芋じゃなくて、かなりでかい里芋なのだとか。夫の祖母は、昨年亡くなってしまいレシピを知ることも、あのでかい里芋がなんだったのかも知ることができないのだけど、次におでんを作る機会があったら里芋を入れてみようと思う。でかい里芋というのは八ツ頭だろうか。農産物直売所に行けば売っているかな。

おでんが残ったので、翌日炊き込みご飯にする。具を刻み、おでんの残り出汁でご飯を炊くだけ。具が少し足りない気がしたので、舞茸も入れてみた。「おでんを炊き込みご飯にするなんて」と、夫に随分と珍しがられたが、私の実家では、残り物をなんでも炊き込みご飯にしていた。チゲ鍋、チキンラーメン、焼き魚…。お正月が終われば、余ったお節料理が刻まれ醤油やみりんで味付けされ炊き込みご飯になって出てきた。とても美味しくて、弟と二人でご飯何杯もおかわりしたのを覚えている。

おでんの炊き込みご飯、うちの息子は炊き込みご飯があまり好きではなくしかも息子の嫌いな舞茸も入っているしで、食べなかったが、夫は「美味しい」と言ってくれたのでよかった。

良さげな写真がなかったので、AI(お絵描きばりぐっとくん)におでんを描いてもらったら、フライドポテトみたいなものが入っていた。白い四角いのはバターだろうか。正直、おいしくなさそう。