40歳の寄り道

某月某日。

マリオの映画を見に行った

2023年5月7日

息子を誘い『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を見に行く。

とても楽しかった。まるでゲームの中に入ったかのような、またはテーマパークのアトラクションに乗っているかのような爽快感。マリオらしいマリオ。私のよく知っているマリオだ。だけど、マリオの家族とか、マリオの嫌いなものとか、配管工としての一面とか、何作もマリオをプレイしてきたのに知らなかった所も描かれていて新鮮だった。私の大好きなピーチ姫も、キノコ王国のプリンセスとして大活躍。ますます好きになってしまった。そして、音楽がとても良い。聞き慣れたマリオの音楽の数々が、壮大にアレンジされていたことに感動。

見終えたあと、まだプレイしていないマリオのゲームを購入したくなったが、犬のために節約している夫に怒られそうだったのでやめた。息子に「マリオのゲーム欲しい」とか言われたら、買ってしまっていたかもしれない。しかし、息子はマリオよりも、来週発売される『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』で頭がいっぱいのようだ。

なぜ、この映画を見ようと思ったのか。

ニンテンドーダイレクトで初めて映画の情報を知ったときは、正直、あまりピンと来なかった。たぶん、この映画を見に行くことはないだろうと思っていたが、NHKの朝ドラ『らんまん』で、宮野真守という声優を知り、彼がマリオを演じている、マリオ映画にも興味が湧き「そうだ、ゴールデンウィークは息子と一緒にマリオの映画を見に行こう」と、はっと思いついたのだ。

あまり乗り気ではない息子をしつこく誘い、私の興味に一緒についてきてもらった。息子、小学6年生にして初めての映画館だった。初めての映画がマリオだったのは、成功だったと思う。

何度も映画館に足を運んだことのある私も、実はポップコーンを買うのは初めて。思っていた以上にでかい。食べ切れるのかと心配になったが、息子と二人でもしゃもしゃと食べて、映画が終わる頃には空っぽになった。