40歳の寄り道

某月某日。

午前3時の排泄

最近、午前3時頃になると犬が鳴く。甲高い声でキャンキャン、クーンクーンと困っているかのような声で鳴く。眠い目を擦りケージの扉を開けてやるとトイレシートに突っ走り排泄をする。その後、トイレシートで排泄できたことを人間に思い切り褒められた犬は、尻尾を降りながらすっきりとした顔で寝床に戻る。私も再び眠りにつく。ケージの中にもトイレはあるのだが、犬は綺麗好きな生き物で、自分の寝床が汚れるのが気に食わないのか、そこでは排泄をしなくなってしまった。わかりやすい犬だ。ただ午前3時という時間帯はどうにかしてほしいと思う。昼間いっぱい遊んであげても、餌の時間を微妙にずらしても、午前3時の排泄という習慣を変えることはできないようだ。散歩が始まったら何か変わるだろうか。

昨日は、ひな祭りだったのでちらし寿司を作って食べた。と言っても、桃の節句をお祝いするような女の子は我が家にはいない。子供は男だし、犬も雄だ。でも、雛菓子もちらし寿司も美味しくて大好きなんだ。ひらめのお刺身、スモークサーモン、錦糸卵、スナップエンドウ、人参の煮物…いろいろ乗せたつもりだったが、「海鮮が少ないなあ」と、息子が言った。確かに見た目が少し寂しい感じ。海老やいくらでも乗せればよかったかな。