息子の通う小学校では、折り紙で作るめんこが流行っている。めんこと言っても、なかなかひっくり返らないので、中に段ボールや厚紙、プラ板などを仕込んで、少しでも重くしようとみんなそれぞれ工夫しているそうだ。よくポストに入っている水道屋のマグネットも、切って中に仕込めば、重さも出るし黒板にも貼ることができる。
息子も毎日、たくさんのめんこを作っているが、みんなと一緒に遊んだりはしないようだ。思えば、ミニ四駆やロボットもたくさん作ってきた息子だが、動作確認するくらいで熱心に遊んだりすることはなかった。作る専門なのである。
息子の小学校では「めんこ」と呼んでいるが、私が小学校のころは「コースター」と呼んでいた。しかし、実際にコースターとして使ったことはない。千代紙なども使ってさまざまな色や模様の組み合わせを楽しんでいた。これを、めんこにするという発想はなかった。私自身は実際、めんこで遊んだことはなく、私の父や祖父が子どもの頃の遊びというイメージだが、ベイブレードが現代版ベーゴマとして人気があるように、めんこもブームが再来するのかもしれないな。
