40歳の寄り道

某月某日。

苺大福

2022.11.30(水)

明日はお弁当の日。子どもと一緒に栄養バランスを考えお弁当を作りましょう、という日だ。今朝、息子から「お弁当計画書」というプリントを渡された。息子が学校で書いてきたものだ。

きんぴらごぼう

・ほうれんそうのおひたし

ブロッコリー

ミニトマト

・ミートボール

・のりごはん

たしか昨年の計画書にも、一昨年の計画書にも「きんぴらごぼう」と書いてあった。ミニトマトブロッコリーも…。きんぴらごぼうが好きなわけではなく、きんぴらごぼうしかメニューが思い浮かばなかったそうだ。私の好きなように作らせてくれたら楽なのに、一人で台所に立って好きなように作れたら楽なのに。

プリントに書かれたお弁当の材料を近所のスーパーに買いに行く。寒いせいかイライラして、目についたスナック菓子をばーっとカゴに入れた。息子の好きなお菓子も買ってあげたから私えらい。和菓子コーナーに行くと苺大福が売っていた。もう苺大福の季節か…と思い、それもカゴに入れた。帰宅してから、お弁当の材料をほとんど買っていないことに気がついた。でもまあなんとかなるだろう。

午後8時、息子と一緒にお弁当の下ごしらえを始める。米を研いでもらう、野菜を洗ってもらうなどの簡単なことに加え、ブロッコリーを切る、ほうれん草のおひたしを作るということをやってもらった。

「水道の水が冷たくてしんどい」

と、息子が言った。冬の水の冷たさを知ることもきっと大切なんだ。

息子が寝た後で、買ってきた苺大福を食べた。美味しくて幸せ。