40歳の寄り道

某月某日。

三日間連続

半袖のコンサートTシャツ一枚では寒い1日。しまい忘れた冬物の毛糸のカーディガンを羽織って過ごしている。

ここ数日、なぜだか、犬のオシッコの失敗が続いている。トイレシーツで上手にうんちしたすぐあとに、カーペットの上に移動してオシッコをする。

「まあ、たまにはこんな日もあるよね」

と、最初は気楽に考えていたが、もう三日間連続で失敗している。なぜだ。スチームクリーナーで掃除しても、消臭スプレーをしても匂いがなかなか取れなくて困る。私の知らない間に、何かそうしてしまうきっかけが生まれたのだろうか。まあ、どんなに考えても犬の気持ちはわからないので、私自身も初心に戻り、上手にトイレできたら思いっきり褒めてあげている。

俳句関係のちょっとした原稿を書かなければならないのに、短歌賞に応募しようとしている。おまけに小説なんかも書いていて、ふらふらしている。以前は角川俳句賞とか、俳壇賞にも応募していたが最近は賞に応募するくらいなら結社誌に投句したいという気持ちが強くなってきてしまい困った。もっと高いところを目指していかなきゃいけないんだろうけど、自分の中でちょっとした葛藤が生まれている。結社に入っていない短歌は気楽。誰かに何かを言われたりすることがないからか、ぽんぽんと思いつく。歩いているだけで、ぽんっと一首できあがっちゃうような。歌会に参加しない日が続いていても、後ろめたい気持ちがあまりない。俳句ももっと自由に、自分の好きなようにやろうかな。

飛魚跳ぬる海沿い犬と走りけり