映画『イマジナリー』を見てきた。ファンタジー要素もあるホラー映画。ざっくりいうと、絵本作家の主人公ジェシカと、ジェシカの二人の義理の娘、長女テイラーと次女アリスの、家族の絆の物語。実母からの虐待によって、心に傷を追ったアリスは可愛いくまのぬいぐるみ、チョンシーと友達になり秘密の遊びに引き込まれていく。アリスとチョンシーのやりとりがとてもかわいくて、ホラーが苦手でも楽しんで見ることができた。テンポもすごく良い。ただ、急にバーンと来るような脅かしが多め。
この映画、ホラーとしてはわりと優しめなんだと思う。暴力描写も優しめだし「あ、この人殺されるな」…と思った人が死ななかったり。チョンシーも、何をやらかすんだろう…と、最初は、心臓バクバクさせながら見ていたけれど、なんだか見ているうちに、だんだんと可愛くなっちゃって。今、思うと一番怖かったのは、主人公の夫の元嫁でした。いやもう、あのシーン、本当怖かった!!!
あと、この映画に出てくる男性陣が、あまり役に立たない。女性が活躍する映画。私が見るホラー映画って、だいたい女性が活躍するパターンが多い気がする。