健康診断だった。
20代の頃は「あなたは健康診断の必要がありませんね」と医者に言われたことがある私も、40代になり肝臓やコレステロールなど、引っかかるようになり、健康診断が憂鬱なものになってしまった。特定保健指導にも引っかかってしまった。でも現実から逃げてはいけないのだ。
検査着の着方がいつもわからない。更衣室で、周りはどうしているのだろうと気にしながらチラ見していると、インナーを着たままの人もいるし、脱いでいる人もいる。どちらでも正解なんだと思う。マンモグラフィーの時にどうせ全部脱ぐのだからと、私は全部脱いでから検査着を着用した。
今回、体重が前回よりも落ちていてほっとした。最近、ちょっとダイエットをサボり気味だったけど、また来年の健康診断に向けてやる気が出てきた。来週から特定保健指導も始まるし、がんばろう。
健康診断は憂鬱だが、採血が好きだ。血を見るのは苦手なはずなのに、採血の時だけは、どんどん抜かれていく血を見ていると、なんだか楽しくなってしまう。
「うわあああ、こんなに血が抜かれているうぅぅぅ」
って、つい興奮して見てしまうの私だけ?小さな容器4本分だが、とてもたくさんの血が抜かれているように感じて驚く。針を刺したり抜いたりするときの、痛みを感じる時もあれば、感じない時があるのも不思議だ。痛みを感じるときの方が、私は好きだ。
今回は、オプション項目のMRIもやってきた。事前に金属探知機で金属を身につけていないかのチェック。その際に説明されたのが、ヒートテックなどの、保温下着は脱がなければいけないということ。火傷する可能性があるのだとか。知らなかった。検査着に着替える際、ヒートテックは着たままで良いのか、脱ぐべきか迷ったが、脱いでおいて良かった。
初めてのMRI、想像していた以上にうるさかった。ヘッドホンで大音量で道路工事の音を聞かされ続けているような感じ。まあ、耐えられなくはない。15分間ほど、狭い空間の中であれを食べたい、これを食べたいと考えていた。朝食抜きで辛くなってきた頃だった。
健康診断終了。結果が怖い。でも、ちゃんと現実と向き合おうとしている自分を褒めてあげるため、今日はチートデーとする。