41歳、黄桃記念日

某月某日。

出雲旅行記③ どこ見ても鬼太郎

2024年10月15日(火)

ずいぶん早くに目が覚めた。午前4時くらいだろうか…と思ってスマホで時間を確認すると、0:04。嘘だろ、日付が変わったばかりじゃないか。しかも全然眠くない。この時間をどう過ごせば良いのだろう。トイレに行き、少しはだけてしまった浴衣を直し、再び布団へ。困った、本当に眠くない。しばらく目を瞑ってみたが、やはり眠れそうにない。みんなが寝ている中、灯りをつけて読書をすることはできないな。目に悪いだろうなと思いながら、スマートフォンを弄る。Xにも、ニュースサイトにも、よく見るWebサイトにも飽きた頃、ようやく眠気が襲ってきた。

午前6時頃、すっと目が覚めた。我が家だったら、朝食を作ったり、犬の散歩に出かけたりしている時間。体がこの時間に起きることを覚えてしまっている。

やがて夫と息子も目を覚まし、着替えたり、荷物を整理したりしてから朝食会場に向かう。朝食もバイキング。朝から海鮮丼!朝からビーフシチュー!なんて贅沢な朝食なんだろう。

赤い蓋の容器にお肉がとろとろのビーフシチューが入っていた。

今日の目的地は、ベタ踏み坂を通り境港へ。

ベタ踏み坂。正式名称は江島大橋。アクセルをベタ踏みしないと車が登れそうにないくらい急な坂に見えるため、その名がつけられたが、実際にアクセルをベタ踏みする必要はない。観光ガイドに乗っているような写真は、車の中からでは撮影できなかった。

www.kankou-shimane.com

海に囲まれた道を走り続け、境港に到着。

どこ見ても鬼太郎!!!

鬼太郎、戦争もの、のんのんばあ…。水木しげる先生の漫画は子どもの頃からたくさん読んできた。アニメしか見たことがないけど悪魔くんも好き。水木しげるロードには、177体ものブロンズ像が並ぶ。カメラロールが水木キャラでいっぱいになった。ちなみに私は、バックベアード様が好き。悪魔くんだったら…鬼太郎にもバックベアード様の配下などで出てくるヨナルデが好きだけど、それはいなかった。

水木しげる記念館にも行った。ここでは、水木しげるの幼少期のエピソードや苛酷な戦争体験、漫画家として成功するまでを、彼の漫画作品や映像、資料等で紹介。戦争の展示は辛かったな。上官からの叱責、マラリア感染、左腕の切断、死別…こういうのは、もう二度とあってはならない。

水木しげる記念館のミュージアムショップでカレンダーを購入した。カレンダーが好きだ。この時期、旅先でカレンダーを見つけるとつい購入したくなってしまう。

昼食の時間。境港といったら海鮮丼だ。私はお腹ぺこぺこだが、夫と子どもはお腹があまり空いていないという。海鮮丼という気分ではないのだとか。夫も子どもも愛しているけれど、こういうときだけは、胃袋の容量、消化の速さが似たような人と旅行をしたくなる。

「回転寿司だったら、海鮮が食べたいというあなたも、お腹があまり減っていないという息子も満足できるだろう」

と夫が提案した。海鮮丼ではないけれど、その提案に乗ることにした。早速、駅前の回転寿司屋へ。

のどぐろ!まぐろ!サーモン!はまち!うに!

水産王国境港の寿司、めっちゃ美味しいな!!!写真は撮り忘れたが、米に赤酢が混ぜ合わせてあり、とてもまろやかな味がした。寿司でお腹を満たした後は、レンタカーを返却し、米子空港に移動。愛しの我が家に帰るまでが旅行なのです。…と、いうことで、もうちょっとだけ続くんじゃ(by 亀仙人)。

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