40歳の寄り道

某月某日。

6/13 風呂上がりには、家事を一切やりたくない私だ

夕食は、とうもろこしごはん。とうもろこしごはんがあるだけで、食卓が一気に鮮やかになる。甘い香りも食欲をそそり、おいしすぎて、久しぶりにごはんをおかわりしてしまった。

黄色が好きだ。明るい気持ちになれる色。黄色いものを身につけていると、なにか良いことが起こりそうな気がする。とうもろこしごはんも私のラッキーフード。食べたら良いことあるよ、きっと。

風呂上がりには、家事を一切やりたくない私だ。風呂上がりは、好きなことをして、あとは寝るだけが良い。だが、なかなかうまくいかない。

「俺が皿洗っておくから先に風呂入ってきなよ」

と夫が言ったので、お言葉に甘えて、先にお風呂に入る。

風呂上がり、夫がやってくれるはずの皿洗いがされていない。夫はゲームに夢中。「あのアイテム取った方がいいんじゃない?」、「今のは運が良かったねえ」と、あれこれと口出ししながら、しばらく夫のゲームを眺めていた。やがてゲームを終え、皿洗いを始めるのかな…と思ったら、漫画を読み始めた。

信用できないので、私が皿を洗う。23時。このまま夫が皿を洗うのを待っていたら、日付が変わってしまう。眠いが、文句は言わない。手が空いている人がやれば良いだけの話だ。

漫画を読み終えた夫は風呂に入る。眠い私は、食器用洗剤と間違えて蜂蜜のボトルを持っていた。