40歳の寄り道

某月某日。

6/11 どこにそんなお金があるのだろうか

午前6時、犬のくーんくーんという寂しそうな鳴き声に起こされる。朝食を作って食べ、洗濯、掃除、犬の散歩などやるべきことを終えた午前9時30分、夫と一緒に昼寝。ちょっと横になるつもりが、11時50分まで寝てしまった。「もうこんな時間だよ」と、慌てて夫を起こす。リビングで息子が犬を膝に乗せて、YouTubeを見ている。

夫は犬の餌を用意し、私は昼食のオムライスを作る。ピーマン、にんじん、ズッキーニなどの適当な野菜と鶏肉を切り、それを炊飯器の中で眠っていたごはんと一緒に炒めてケチャップライスを作り、卵を乗せて完成。昼食の時間が13時になってしまった。昼寝のおかげかとても気分が良く、オムライスを食べながら夫と昼寝の素晴らしさを語り合った。ただ、時間の使い方が少しもったいないような気がする。寝ていた時間で、もっといろいろなことができただろうに。

午後はショッピングモールで買い物。息子の水泳の授業の水着やタオルを買って、ペットショップで犬の餌とおもちゃ、歯磨きシートを買う。ペットショップには、かわいいわんちゃんがたくさんいた。ダックスの赤ちゃんも、トイプードルの赤ちゃんも、ゴールデンレトリバーの赤ちゃんも、ミックス犬も、小さな子も大きな子もパピーも成犬も、みんなみんなかわいい。犬はみんな良い。夫が「二匹目…」と、ぼそっと口にした。二匹目いいな。でも大変な思いをするのは、日中、家にずっといる私だからな。どの犬もみんな幸せにしてあげたいが、現実は厳しい。

帰宅後、夫はビールを飲みながら「二匹目を飼うのだったら、車を大きいやつに買い替えなきゃな」と、とんでもないことを言っていた。二匹目の犬と車を買うお金…どこにそんなお金があるのだろうか。

いつも車の話になる。子どもが欲しいとなったとき、キャンプや旅行に行きたいとなったとき、コストコでたくさん買い物をしたとき…ふとしたことで夫の車買い替えたい病が発症してしまうのだ。

f:id:mokosuzuhaitan:20220612162615j:image