40歳の寄り道

某月某日。

6/6 やりたい、でもつらい

とあるテレビ局の番組モニターをやっているのだが、私が担当した番組に、大学時代の友人Sくんが出ていて世界の狭さを感じた。番組モニターをやらなければ彼の活躍する姿を見られなかったかもしれない。元気に活躍しているようで私も嬉しい。昔はしょっちゅう会っていたのに、もう連絡先を知らない友人。連絡先を知っていたとしても、既婚者となった今、自分から連絡を取ることはないだろう。遠くから応援しよう。ただの専業主婦の私は、学生時代から十キロ以上太ってしまったし、活躍している友達と比べてしまって「なんで自分は…」と、落ち込んだりすることもあるけれど、素敵な家族に恵まれてなんだかんだで幸せです。

関東甲信越地方、梅雨入り。今日は朝から晩まで雨。犬は散歩に行けず退屈そうに窓際でお腹を出しながら寝ている。傘が苦手で、通行人にワンワンと吠えてしまうのが困る。私はゲームをやったり、レシピ本を読んだり、掃除機をかけたり。犬の散歩がないだけで、いつもより時間が長く感じる。逆に犬がまだ家にいなかった時は、この長い時間をどう過ごしていたのか思い出せない。

息子は中学受験の勉強をしばらくお休みする。3年生の終わり頃、中学受験の勉強をやってみたいと言ったので今日まで中学受験の通信教育を続けさせてみたが、最近、勉強が嫌で嫌で過呼吸を起こすようになってしまった。

「やりたい、でもつらい」

まだ5年生だからね、気が向いた時にやればいいよ。公立中もきっと素敵なところだよ。私立中に入りたいなら6年生でも遅くないよ(遅いかもしれないが、私の周りでは6年生から受験勉強をはじめた子もいるのだ)。だからおやすみしよう。上手にサポートできなかった私にも責任がある。算数を主に教えていた夫は、テキストには書いていないエックスやワイを使って説明して、息子をさらに混乱させてしまうし。息子は塾よりも通信教育が良い、夫も算数なら自分が教えられると言っていたが、この選択は間違っていたのかもしれない。

学校の宿題を終わらせて、ぼーっと漫画を読んだりスマートフォンをいじっている息子に少しイライラしてしまうが、今日はぐっとこらえる。次からは、中学受験勉強の代わりにお手伝いでもさせよう。