40歳の寄り道

某月某日。

スクリーンショット

晦日、母と、年明けまで起きていたい小4息子と一緒に紅白を見ていた。驚いたことに、母は紅白に出ていた全てのジャニーズの顔と名前を一致させていた。ドラマやバラエティをぼんやり見ているうちに自然と覚えたらしい。私はKing & PrinceとSixTONESは覚えたけれど、SnowManがわからない。クイズ番組によく出ている阿部くんしかわからない。母の最近の推しはキンプリの高橋海人くんらしいので

ドラゴン桜に出てたよね」

と話を振ってみた。

「お母さん、ドラゴン桜好きじゃなかったわ」

「…」

話が続かず、無言で紅白歌合戦を見た。

息子は大晦日を快適に過ごすために、お絵かき帳やボトルマンやボードゲームなどをリュックサックいっぱいに詰めていたが、どれもこれもすぐに飽き、大きなあくびをしながらつまらなさそうに紅白を見ていた。それでもなんとか起きて、『ゆく年くる年』のアナウンサーが「新年あけましておめでとうございます」とナレーションするのと同時に、0時00分のアナログ時計を自分のスマートフォンで撮影していた。

「これだけ見たら昼か夜かわからないし、お正月っぽくないな」

と、スマホの2022年1月1日AM 0:00をスクリーンショットで撮影していた。

そんな2022年の始まり。

***

あけましておめでとうございます。年末年始は2年ぶりに実家に帰省していました。家族なのに一緒に暮らしていないというだけで、マスクを外すことに抵抗があったり、日に日に増えていく新規感染者数にビクビクしたり、そんな自分自身にも嫌気がさし正直落ち着かない帰省でした。なんだか私、少しおかしくなってしまったみたいです。人それぞれ色々な考え方があると思いますが、またしばらく家にひきこもっていようと思います。ごく普通の主婦の、ごく普通の日記ですが今年もよろしくお願いいたします。