40歳の寄り道

某月某日。

自己肯定感

『38歳の自己肯定感』、ブログにこんなタイトルをつけているのに、私は小さいときからものすごく自己肯定感の低い人間だ。誰かに怒られたり、失敗をすれば、すぐに自分で自分を責めてしまう。PTAの会合や、趣味の俳句や短歌の集まりでも、自分は嫌われているのではないか…なんて思ってしまう。自信がない。

そんな超ネガティブな専業主婦が、近所のスーパーで求人情報誌をもらってきた。私が働かなくても別に夫は気にしないだろう。しかし週4回1日4時間程度でも、私が働いて稼いだら今よりも、もう少し生活に余裕が出るのではないか。子どもはもうすぐ10歳で、だいぶ時間に余裕が持てるようになった。そう思い、求人情報誌をぱらぱらとめくった。……無理だ。自分にできそうな仕事がない。と、いうか、どの仕事内容を見ても、やりたくないな…と思ってしまう。今まで、オフィスワークもしたことがあるし、居酒屋や焼肉屋衣料品店で働いたこともある。塾講師や、パソコン教室のアルバイト、文章を書くお仕事などもやった。でも、どうしてだろう。どれもこれも今の自分にできそうな気がしないのは。長く専業主婦をやりすぎてきたせいだろうか。家族という存在に甘えてしまっているからだろうか。ホルモンバランスのせいもあるかもな。また来週か再来週くらいに求人情報誌をもらってこよう。

先日、本棚の整理をしていたら『自己肯定感ノート』というのが出てきた。2年くらい前に買った雑誌の付録だ。「自分のやりたいこと」や「スリーグッドシングス」を書く欄がある。今の私に必要なノートなのかもしれない。まずは書くことから始めてみよう。書くことは大好きだ。